弟の残してくれた人脈 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

弟の残してくれた人脈

弟は立教高校から立教大学経済学部と進んだ。

途中小さんの要望で落語家にはなったが、小さんは弟が落語家に向いていなかったらの保険として大学を卒業することを望んだ。

高校時代からたくさんの友人が我が家に来た。

私は既に銀行に就職していたが、遊びたい盛りの友人達の聖書のレポートなど手伝い頼りにされていた。

大学の友人は、もう我が家にも来なかったが紹介されていた。

中でも川口に住む酒問屋の息子とは未だにしょっちゅう話している。

阿吽の呼吸の貴重な存在だ。

他にもブランドの日本支店の社長やら寿司屋の大将様々な人が弟の居なくなった今も私をお姉ちゃんと呼び交流している。

落語界では弟の人脈に息子が助けられている。

人脈はお金では買えない遺産だ。

皆「それが何?」と言わせる会話はしない。

立派な大人である。

そんな人脈を持っていた弟は誇りだ。