五代目柳家小さん4
弟が三木助を継ぐであろう事になっても結婚を取り止める事は出来なかった。
この結婚に際し、私は仲人である談志に挨拶に行った。
挨拶と言っても顔見せである。
私は談志を知っていたが、談志は私を知らない。
東宝名人会の楽屋へ挨拶に行った。
「茂子です。」
私を一目見るなり、談志の放った一言は「結婚なんてやめちまえ!!お前は結婚して家庭に落ち着く女じゃない。お前みたいな女は俺のように頭の良い男と生きていくタイプだ!!どうだ…俺の2号(妾)にならないか!?」
今のように女性が好きに生きる時代じゃなかった。
クリスマスケーキ
24までに売れないと…25過ぎたらもともこもない!!という時代だった。
私は密かに(小さんの弟子に頭下げ何でこんなこと言われなきゃならないんだ!!)と思った。
でも談志の目は確かだった。
私は4月8日無意味な結婚式をした。
両家の主賓小さん
主賓の挨拶は「今度盛夫が咄家になる。宜しく頼む」だった。
主賓の挨拶とは思えなかったが、結婚した私が悪い。
結婚式の最中小さんは何故か新郎席に座っていた。
この結婚に際し、私は仲人である談志に挨拶に行った。
挨拶と言っても顔見せである。
私は談志を知っていたが、談志は私を知らない。
東宝名人会の楽屋へ挨拶に行った。
「茂子です。」
私を一目見るなり、談志の放った一言は「結婚なんてやめちまえ!!お前は結婚して家庭に落ち着く女じゃない。お前みたいな女は俺のように頭の良い男と生きていくタイプだ!!どうだ…俺の2号(妾)にならないか!?」
今のように女性が好きに生きる時代じゃなかった。
クリスマスケーキ
24までに売れないと…25過ぎたらもともこもない!!という時代だった。
私は密かに(小さんの弟子に頭下げ何でこんなこと言われなきゃならないんだ!!)と思った。
でも談志の目は確かだった。
私は4月8日無意味な結婚式をした。
両家の主賓小さん
主賓の挨拶は「今度盛夫が咄家になる。宜しく頼む」だった。
主賓の挨拶とは思えなかったが、結婚した私が悪い。
結婚式の最中小さんは何故か新郎席に座っていた。