落語協会分裂の内側 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

落語協会分裂の内側

およそ40年前の落語協会分裂

理由は、大量真打ち

五代目小さんが会長で、一気に10人の真打ちを作る!が発端だった。

反対したのは、三遊亭円生師匠だった。

円生師匠は、小さんの前の落語協会会長である。

急に増えてきた落語家

それまでは、1人か2人抜擢で落語も上手い、売れている、人望もあるという人が真打ち昇進した。

しかしなかなかその条件を満たす咄家はいなくなり、二つ目が多くなってきた。

そこで持ち上がったのが10人真打ち

それには、円生師匠は大反対

「真打ちになれば、良いというものでなく、また真打ちの資格もないものを…」と真っ向から反対

私はその時咄家のカミサンで渦中にいた。

二つ目と前座ばかりの巣窟で事の成り行きを見守った。

それに反して咄家達は、巣窟に集まり自分たちの師匠の出方を噂混じりに語っていた。

結果柳朝師匠以外の売れ筋は、円生師匠に賛成

一気に動いた。

志ん朝、円蔵、談志を筆頭とした咄家達は景気づけでもないだろうが記者会見まで開いた。

落語界は揺れた。

出て行く師匠を鼻高々と語る弟子

不甲斐ないと嘆く弟子

しかし事態は一転する!

誠に申し訳ない。

睡眠障害の私…毎日の日課のマッサージの時間となった。

余裕持ってブログを書き始めたが、我が家の年寄りがいろいろ用事を言い付けるので中途半端になってしまった。

次回は、志ん朝涙の記者会見から