確かなる遺伝子 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

確かなる遺伝子

介護ストレスによる拒食症

今はだいぶ良くなったが、拒食症の最中

鏡の前でくしゃみをした。
自然と口をおおう…ふと鏡を見たら、父三代目桂三木助と同じ顔を見た。

最近私は、すっかり父に似て来た。

私は、父の遺伝子の強い娘だった。

そして、五代目

私の中の父の遺伝子を完全に受け継いでいる。

私は、父を6歳で失ったので、「三木助歳時記」等でしか知らない。

好き嫌いが激しい。

基本ずぼらで、妙なところが几帳面。

無駄な正義感等々

まず五代目が生まれた時、弟四代目桂三木助にそっくりだった。

私を通り越し、弟に似ていた。

私の指は長い。

しかし、息子の指は微妙に違う…ある日運転中の弟の指を見た。

「あっヤス(五代目)の手」

「違う!!ヤスが俺に似たの」

指が長く爪が四角い。

私に出ない遺伝子も、息子は受け継いでいる。

五代目小さんが昔よく言っていたのは「盛夫(四代目)の高座姿が嫌だ!!兄貴(三代目)にそっくりだ…盛夫は兄貴の高座を知らないのに」

今五代目の高座は、私が長年仕えて来た四代目の高座にそっくりだ…つまり、父三代目の高座と同じなのだろう。

小さんの言葉を借りれば…

父の若い頃の写真に瓜二つ。
談志も、息子の中に父のDNAを感じた!!と著書に書いてあったし言われた。

着物を着た後ろ姿は、明らかに四代目と身体の作りが同じだ!!

考え方や言い方も、今やそっくりだ。

私は四代目と姉弟で良かった。

あんなうるさい亭主は、ゴメンだ!!と口外していた。

そうしたら、息子がなっちゃった。

弟子に語らせると、「とにかくうるさい師匠でした。全てに完璧で…」


私は父を知らない。

しかし、弟四代目桂三木助で苦労した。

そうしたら、今度は息子…

遺伝子は、私を飛び越えあらゆるところで登場する!!と話したら「貴女も相当うるさいお姐さんですけれど…」と突っ込まれた。