11月21日立川談志七回忌 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

11月21日立川談志七回忌

早いもので七回忌

今五代目桂三木助があるのは、もちろん馬生師匠のおかげもあるが、育ててくれた談志の恩の忘れられない。

三木男が五代目になったら「俺が口上をやる!!」

と、楽しみにしていてくれた。

三木男に稽古を付けるのを楽しみにして、三木男の来る日は、オカミさんに「今日は三木男が来るので、酒も薬も飲まない。」とご機嫌だった。

真打ちとなったら、演じられるように談志落語の稽古を前座の頃から付けてくれた。

実際五代目桂三木助となり、トリを取る中談志に稽古してもらった「五貫裁き」「へっつい幽霊」を三木助も談志に届け!!という思いで熱演した。

しかし、もし生きていたら多分談志は寄席に上がっていたと思う。

寄席のファンは、飛び上がり喜んでいただろう。

席亭の方々も談志なら仕方ないと認めてくれたかもしれない。

夢の共演

談志と五代目桂三木助

2009年以来!?

いや、談志ひとり会以来の共演

国立劇場のおお舞台

檜舞台を三木助に経験させてくれた談志

最後に付けてくれた稽古「芝浜」

いらないって思った。

お家芸が「芝浜」だから

しかも押し付け稽古。

「俺のもついでに覚えておけ!」

多分ありがたい話なのだろう。

有難さが私にはわからないけれど♪

「ねぇ、真打ち決まったよ!!」

心の中の談志には、きちんと報告した。