落語界の大御所 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

落語界の大御所

咄家には、重宝帳という便利な物がある。

咄家が香番順に並んでいる。

そこには、咄家の本名と住所と電話番号が記されている。

ズラリ並んだ咄家を見ると柳家小さんの弟子が多い。

弟子が多いというのは、孫弟子も多いとなる。

立川談志も弟子だった。

談志が離脱していなかったら孫弟子だけで100人はいるだろう。

ちなみに三木男は、古今亭志ん生の曾孫弟子となる。

名付け親は、小さんなのに

しかし、三木男は古今亭志ん生師の人形を持っている。

だが悲しい事に、志ん生師のはげ頭には「三木男へ 立川談志」と書いてある。

これは、値打ち物か否か…ほこりかぶって私の喫煙室に置き去りにされている。

前に整理していたら、桂文楽の手拭いが二本出てきたので、三三に上げた。

もう畳紙がぼろぼろになった「年賀 三遊亭円生」の手拭いもあった。

こういった物は、値打ち物なのか?

当たり前にあるとわからない。