芸は身を助ける。

落語協会では、現落語協会会長市馬。

おじちゃんは、自身の年を考えて弟子は取らないと決めた。

その後、入門希望して来たのは市馬だった。

困ったのは、小さんだった。

弟子を取らず、好きな剣道でと小さんは決めていた。


しかし、剣道の相手が必要だった。

市馬は剣道の腕を持っていた。

剣道の相手…まさか、後の落語協会会長になると思わず、前座時代は剣道の相手だった。

あの頃、剣道という道を小さんが選んでなかったら、市馬はどうなっていたか？