でもの後

談志が三木男独演会のゲストをずっとやるという話だった。

しかし、当時談志は体調不良と声が出ないを理由に仕事をしていなかった。

それを一門でもない。

有名でもない咄家の独演会のゲストを立川流が納得する訳にはいかない。

一回だけというお許しが出た。

こじんまりした独演会の予定が、談志ゲストとなると…めんどくせぃなと感じた。

急遽三木男は内幸町ボールを見つけて５月7日最初の独演会が決まった。

我が家で３０枚チケット抑えたが余った。

「余ったじゃない。」

ブログでプレゼント。

実は、即日完売だった。

談志を舐めてかかっていた。

談志は、私達親子に細かい気遣い決して機嫌が悪いとかなかった。

いつも低姿勢で三木男に稽古を付ける。

三木男が真打ちになったら、馬生師匠に頼んで口上ヲやるのが夢だった。

芝浜もお家芸なのに芝浜も稽古した。

「三木男を弟子にしたい」

談志の夢だった

「嫌だよ、