私と三木男 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

私と三木男

私と三木男は、居候。

三木男は跡継ぎという名前の居候。

私は、その後見人という居候。

互いに食費、住居には困っていない。

特に三木男は、咄家の衣装である着物は、前座時代から三木助の着物と帯。


師匠と同じ帯の時は、余分に持って行った帯と変える。

着物は、祖父三木助のもある。


挙げ句先日の独演会で「良い着物ですね」と言われて見たら、私の着物を仕立て直しして着ていた。

そんな二人は、私服で自慢。


三木男はイギリスブランドのコートを買って来た。

コートで思い出すのは、三木男咄家に成り立て。

前座一同スーツでお目見え。

三木男は、ポール、スミスのスーツを着た。

しかし、コートが無い。

致し方ないので、カシミアの男女兼用の私のコートを貸した。

あれから11年

カシミアのコートは、三木男の物となったのか返って来ない。

代わりにデニムをくれる。

三木男は細い。


したがって、もらったデニムを履くには細身に成らざる得ない。

こうして親子助け合って生きている。

毎日45分くらいいろんな話をしながら、生活している。