過ごす師走 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

過ごす師走

15年前の師走の日々が色鮮やかに忘れられない。

15年前の今日は、けんちん汁とヒレカツだった。

弟三木助が美味しそうにけんちん汁をおかわりしていた。

15年前に私は正月を迎えなくなった。

1月3日に弟三木助が亡くなったからだ。

門松も飾らない、年賀状も出さない。

ただ1月3日の命日を粛々と迎えるだけだ、

私の枕元には、「姉貴へ お疲れさま」と書かれた額がある。


死を決意して何も残さないのは、私への非礼だったと思ったのだろう。

よれよれの半紙に書かれた言葉。


残された者には、辛すぎる言葉だ。

モリ君お姉ちゃんは死ぬまで貴方を忘れない。

姉貴老けるなよ!って言ってたモリ君の言葉一生懸命守っている。

ダ、ヴィンチって本に落語特集が組まれ「忘れられない咄家」ってでるらしい。

忘れられないよね…28人ごぼう抜きで僅か8年で真打ちになったイタリアンカジュアルの外車乗り回す咄家

お姉ちゃんの誇りは、モリ君とお父さん

二代三木助