立川談春師匠 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

立川談春師匠

三木助の姉の立場なので敬称略

三木助がラジオ番組を持っていた。

その時のゲストは、創設したばかりの立川流の前座さん二人

控え室でコーヒーを飲みながら三木助が囁く。

「あそこに二人いるだろう。あのメガネかけた奴映画評論家になった方がよかったんじゃないかっていうタイプ、で、もう一人はこれから伸びるよ」


それが談春さんと志らくさんだった。


そして年月が経ち平成12年11月1日

六本木で三木助独演会

満員お礼

花輪もたくさん

談春、小円歌ゲストだったのか


談春さんが高座に上がっている時、三木助から「姉貴悪いけどあいつには、ちょっと弾んでやってくれ」

ギャラの話だった。

私達はバブリーだった。

中入り


もぎりのバイトで来ていた息子が楽屋へ

「終わったよ」

すると三木助が「あっこれ甥っ子、姉貴の子。」

座っていた談春さんは、パッと立ち上がり息子に「立川談春と申します。よろしくお願いします。」


息子は「はぁ」

噺家になる気ないし、興味もなかった。

「お前たまには、俺の落語聞け」


アルバイト料も高かったので、致し方なく客席へ

三木助最後の「小言幸兵衛」

打ち上げは出演者は、六本木の三木助行きつけのステーキハウス

裏方も負けじと六本木のステーキハウス

息子が談春師匠に会ったのは、叔父が死ぬ1ヶ月前

今は、怖いけど可愛がって下さる談春師匠。

周り回って稽古付けて戴いている。