派遣の階段 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

派遣の階段

10月になるとANAカードは、一旦落ち着きをみせた。

10月に私は鴻池とスーパーアドバイザーの川田と関西出張が決まった。

11時半まで残業して朝6時の新幹線に乗る。

6時間半まで一緒だった鴻池…川田の相手は鴻池に任せて私は新幹線で仮眠を取る。


新大阪に着くや、私はクレジット会社に連れられて京都の6店舗を廻る。

移動に時間を取られて昼食もない。

5時から講義なので、3時少し前に大阪の鴻池達と合流する。

研修の1時間前なので喫茶店に入る。


そこで私は昼食を取っていない事と過酷だった京都の移動を話して、その喫茶店でカレーを食べた。

鴻池は苦虫を潰したような顔をしている。

セールス、移動、セールス、移動と昼休憩も与えられなかった私に対してクレジット会社の人に怒りを覚えているのだろう。


まして5時からの研修の講師は私である。


かなり過酷になった私を心配して中座してユンケルを買って来てくれた。

5時からの研修は順調に運び、研修が終わると鴻池は「質問は僕が受けるので、とりあえずクレジット会社の車でホテルへ戻りルームサービスで食事して休んで下さい。」と言って私を解放してくれた。

私はホテルへ戻り、ゆっくり風呂に浸かりルームサービスで簡単な食事を取ると倒れるように寝込んだ。