派遣の階段 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

派遣の階段

研修から10日ほど経ち水上から電話が入った。

「是非お見せしたいものがある。」と少し興奮していた。

何かと聞くと、研修後に取った新入行員アンケートだと答えた。

私には、それで本部へ出掛ける時間はなかった。

すると、水上は「よかった研修の9割は小林さんの研修だったのです。聞いていた私は、ちょっと内容過激かなぁ…とも思ったのですが、今の一年生には受けたみたいで部長も喜んでいます。」


「よかった、これで水上さんの顔もたったわね!」

「もう私嬉しくて…鴻池さんにもお礼の電話しました。うちの部長からそちらの部長へも連絡していると思います。」

これで充分だった。

5クラスの講義は、決して楽ではなかったが鴻池も気分良くしているだろう。


私は派遣である。
派遣先に喜ばれれば任務は終了だった。

次は新入行員指導とスーパープレイヤーの指導だった。

一舟に3人の船頭が乗る研修には出来無い。

もう一度鴻池と話し合いをしなくてはならない。

スーパープレイヤーの行員指導研修は私の頭痛の種だった。