母仲子の生き甲斐 | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

母仲子の生き甲斐

三代目桂三木助が亡くなって間もなく52年経つ。


32歳で未亡人となった仲子は、必死で三木助の名前と小林家を守って来た。


11月15日で仲子は84歳となる。


今仲子の生き甲斐は、三木男である。


「私内孫が欲しい。」と言って30年前私は見合い結婚をして三木男を産んだ。


弟三木助の自殺というアクシデントはあったが、バトンタッチするように孫が噺家となった。


母はまたそこに生き甲斐を見出だした。


五代目桂三木助を見るのが母仲子の夢である。


84歳後期高齢者何するものぞ!
多分母仲子は、三木男の晴れ姿を見るであろう。


それは執念に近い母の生命力…


私には見える。


バイオハザードマークに似た三木柏の紋付きを着て照れ笑いしている五代目桂三木助に寄り添う母仲子の姿…しかし、私の中には私はそこに居ない。