三代目桂三木助出生秘話
それを知ったのは、弟が四代目三木助を継いだ時だった。
北九州から一通の手紙が届いた。
紀尾井町にあるM男爵家の書生をしていた方からだった。
貴方方の父上はM男爵家の次男坊のお子様でした。と書かれていた。
祖父なる次男坊は、長野県の貴族院議院のうちへ養子縁組し、我が父は小林家へ養子縁組された…という時代かがった話だった。
『三木助歳時記』にも関東大震災の時に見つけた臍の緒のくだりが書かれている。
四代目に会いたい!という北九州の方には、結局会わなかった。
弟の出した結論は、既に小林家の墓に入っている親父の出生を質したところで何かが変わる訳ではない!だった。
歴史好きな私は『もったいない(≧ω≦)』
ひそかにM男爵家の事を知らべたら、まだ現存していた。
多分そこには、私の従兄弟とかいるのであろう。
もっと詳しく知りたかったのだ。
しかし当時それを教えてくれた方は90歳をとうに越えていた。
『三木助歳時記』に出て来る白い髭のおじいさんはM男爵家の三男坊で父をひどく不憫に思ったらしい。
世が世であれば、私も男爵家のお嬢様で、せわしなく落語家の母等やらずに…
どっちが幸せだったのか私にはわからない!
北九州から一通の手紙が届いた。
紀尾井町にあるM男爵家の書生をしていた方からだった。
貴方方の父上はM男爵家の次男坊のお子様でした。と書かれていた。
祖父なる次男坊は、長野県の貴族院議院のうちへ養子縁組し、我が父は小林家へ養子縁組された…という時代かがった話だった。
『三木助歳時記』にも関東大震災の時に見つけた臍の緒のくだりが書かれている。
四代目に会いたい!という北九州の方には、結局会わなかった。
弟の出した結論は、既に小林家の墓に入っている親父の出生を質したところで何かが変わる訳ではない!だった。
歴史好きな私は『もったいない(≧ω≦)』
ひそかにM男爵家の事を知らべたら、まだ現存していた。
多分そこには、私の従兄弟とかいるのであろう。
もっと詳しく知りたかったのだ。
しかし当時それを教えてくれた方は90歳をとうに越えていた。
『三木助歳時記』に出て来る白い髭のおじいさんはM男爵家の三男坊で父をひどく不憫に思ったらしい。
世が世であれば、私も男爵家のお嬢様で、せわしなく落語家の母等やらずに…
どっちが幸せだったのか私にはわからない!