鬱病の家族を抱えている方へのお願い | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

鬱病の家族を抱えている方へのお願い

昨日の夕刊に私の鬱病体験の記事が出て反響が凄かったので…


紙面にも書いてあった通り『癌』だと家族は、温かく励ます。


しかし鬱病だと『気が弱いから…』『意気地無しだから…』『しっかりしないから…』と言われがちだった。


精神科医は、何とかいう脳の物質が減って鬱病になる!と言う。


そして薬漬けとなる。


薬も大事かもしれないが、まず理解を示すことも忘れないで欲しい。


私は正式には、弟の死後抑鬱症に掛かった。


それは薬で治った。

そして、再び社会に戻り派遣会社からM銀行へ派遣され、派遣社員のトップというスーパーインストラクターにまで駆け上がった。


20日で209時間30分派遣社員ぎりぎりの仕事ぶりだった。


しかし、派遣会社の社員の水増し請求容認に見過ごせず、水増し請求隠蔽の為㈱アウ゛ァンテイスタッフから退職に追い込まれ鬱病となった。

母は、無駄な正義感を出すからだ!から始まって様々に私を責めた。


唯一いたわりを見せてくれたのは、息子だった。


私は㈱アウ゛ァンテイスタッフの前で割腹自殺まで考えた。

水増し請求した本人は働きつづけて、業務上横領は良くない!と叫んだ人間は退職。


労働審判までやるが、企業ぐるみの隠蔽には勝てなかった。


そしてブログ…

息子は言った。
『正しかったんだよ!世の中が狂い始めているから…いつか派遣会社は罰がくだる~だから、ゆっくりしなよ!』


しかし法律では、罰はくだらない!


でも鬱病を患い、私は弟の気持ちがわかり本が書けた。

鬱病は心の風邪ではない!私は、心の癌だと思う。