血の系譜 (理解不能) | 小林茂子オフィシャルブログ「生きてみよ、ツマラナイと思うけど」Powered by Ameba

血の系譜 (理解不能)

私は踵を返し、田端駅に向かった。


もう何が起きたのか、さっぱり解らない。


JRで最寄駅まで出てタクシーに乗ろう!のんびりしていたら、今のところ無事な息子も、着いた頃にも無事とは限らない。


私は今考えれば、その時に異変を感じなくては、いけなかったのだ。


この重大な曲面に三木助が参加していない!という事を。

大事な甥の身に起きた学校での出来事に黙っている人ではなかったのだ。

しかし私は、それも見逃し学校へと向かった。

校長室には、法人の部長、課長、校長、二人の教頭と担任がいた。

法人の部長から説明がなされた。

国語の授業中、突然A君が離れた息子の席にダッシュした。


息子はいち早く、それを察知して教室から飛び出して校長室へ走る。


A君も、教室から出て息子を追いかけたが、校長室へは事務局を通らなければならず、諦めて教室へ戻る。


全ては教室の前の扉、先生の出入りする扉だ。

当然疑問は湧く。


国語の教師は何をしていたのか?

ビデオデッキにビデオをセットしていて気付かなかった!という。

まさか抜き足、差し足、忍び足で息子が教室から出たとは思えない。

するとビデオデッキにビデオをセットし、振り返ったら生徒は一人もいなかった!という事も有り得る授業なのか?


学校の説明は到底納得のいくものではなかった。

しかし、お粗末にも気付かなかった!を繰り返す。

息子は仲のよかった友人と帰した!と言われ、納得の出来ぬまま帰るしかなかった。


まず、その場から弟に連絡すると


『明日、明後日学校を休ませるが欠席扱いにしないように言え』


と指示され、受諾されてトボトボ帰る。


帰って息子に話しを聞くと


『揉め事になりそうなら校長室へ駆け込め』


という指示は校長から成されていたらしい。


A君が立ち上がる物音と形相で 『やられる』 と感じた…とも話していた。

どうなっているのか?何も気付かなかった!という教師に会って見たかったが会わせては貰えなかった。