血の系譜 (誤解)
家族写真撮影が終わってからも三木助は体調の悪化に苦しめられていた。
何かの本に書かれのか腸閉塞の手術をしたのか?
の問いに私は初耳であった。
三木助は胃潰瘍以外は盲腸の手術しかしていない。
盲腸も私が16歳で手術した後、移るように半年後に弟も盲腸になり手術した。
(さすが一卵性??(゜Q。)??)
また借金苦との報道もあったが我が家は田端に70坪の家があり、板橋区役所前に30坪のアパート、西尾久に50坪のアパートを所有し経済的に困る状況ではないと思う。
(10億の借金では困るが)
人々は様々な憶測を繰り返すが今となって考えれば、平成12年になり少しづつ弟は歯車が狂うように鬱病への坂道を転がり始めたのだろう。
何故気付かなかったのか?
今ほど鬱病は問題視されていなかったので知識もなかった。
しかし何かおかしいと私は交換ノートを始める。
(スバモニをご覧頂いた方は見たと思います)
当時携帯メールも今程盛んに行われていなかった…というか私は携帯メール等知らなかった。
少しづつ弟が死に向かっていることは家族も勿論だが友人も、元書生のチョンさえ気付かなかった。
何故なら三木助は生きる事に貪欲な人だったからだ。