昨日乗ったタクシーの運転手さんは、シンガポールにおける教育の実情をつまびらかに我々に話してきました。


それは、小学校を8年かけた末に卒業認定試験に落ちた奥さんの話と、ご自分は8年かけてなんとか卒業したという旦那さん。


つまり、小卒と小卒不可というご夫婦。

奥さんは仕事が見つからないのだそうで、旦那さんはグラブタクシードライバーをして一人で大黒柱。シンガポールでは共働きが多いので、やや珍しい。


その彼の話によると、自分たちは月収1,000ドルに達するか否かだけど、それでもMiddle low classなのだとか。

月収80,000円前後でこの物価の高いシンガポールで生きていくのはなかなか大変かも。


だからこそのホーカーセンターとHDBという自宅を提供する政府方針は不可欠だとよくわかりました。


うーん、考えさせられます。