朝晩のウォーキングも、気づけば約8ヶ月にもなっていた。

いつも歩くWEST COAST PARKでは、このような道をテクテク歩いてます。
幅は約3メートルでしょうか。

歩く人は基本的に道の左端を歩いたり、または走ったりします。
しかしたまに、右端を歩く人もいます。

そんな時にシンガポール人はなぜか勝ち気なところがある人が多いようです。

自分が道の反対端を歩いているにも関わらず、決して道を譲ろうとしない。
特に、相手と目が合うと譲ろうとしない。
あ、ただし。
お年寄りにはちゃんと道を譲ってます。

そんな人が多い気がする。

で、試しに道の右端を歩いてみた。
しかも、前を見ないでスマホ画面を見ながらやや下向きに。

すると、すれ違いざまに軽く睨みつつ、道を譲る。たぶん、道の真ん中を歩けば一番良いのかな。と、一休さん的な?アイデア。

そうそう。
この性質は、クルマの運転をしてても同じです。
走っていて車線変更したとき、車の前につけられた人は、すぐに僕を抜き返してきます。
これも結構多い。
しかも、結構しつこく車線を何度も変えて必死で抜こうとして、最後は信号無視気味になっても抜く人もたまにいるくらい。

だから、シンガポールでは3車線の場合に追越車線で良く追突事故している場面に出くわします。

時速80km/hの法定速度を守っていれば絶対に大きな交通事故は起きない国のはずなのにな。。

この性質をシンガポールでは、KIASUと言います。キアス、というとシンガポール人はみんな笑います。
負けず嫌い、という意味。

新しいレストランがオープンするとみんな一斉に列を為して我先にと体験し、「あ、そこは言ったけどいまいちだね、とか美味しいよ、」とか言いたいようです。

そして、ひと月もするとマジで行列は雲散霧消します。

そうと分かった上で付き合うとキアスはシンガポール人のなかなか憎めない部分です。