サーバーの移設 | 日々・・・これ楽し

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お客さんの会社にサイボウズ兼ファイルサーバーを構築したWindowsサーバーを老朽化のために置き換えることになりました。

8年ほど稼働しているDELLのサーバー機にWindows2000Serverをインストールして使っていましたが、1度ハードディスクの容量が足らなくなったので300GBのハードディスク2台をRAID1でミラーリングして再構築していました。

それからでも5年くらい経ちますが、ハードディスクの1台が故障したのか認識されなくなりました。ハードディスクを2台でミラーリングしていたため突然停止することはなく、よかったなーと思っていたのですが交換のためのハードディスクが見当たらないので、もう一つのハードディスクも故障すると危ないのでサーバの入れ替えを行うことになりました。

サイボウズとファイルサーバーを兼用しているのでこの1台が故障するとどちらの機能も停止してしまいます。  また、WindowsServerのOSも高価なため最近低価格なファイルサーバーであるNASを入れることにしました。 また、サイボウズ用のサーバーは特にサーバーOSが必要というわけではなくクライアントが少なければWindows7が稼働しているPCなら何でもOKというものでした。 8年前のメモリ256MBのマシンでも動いているので極端に言えば、今のモバイルノートでも動くだろうと思います。 ただファンの耐久性とかには問題があるかもしれませんが… 

そこでWindows7のインストールされたデスクトップPCをサーバに選択し5年保証を付けて導入しました。 PCが故障した場合に備えて毎日バックアップとサイボウズがインストールされた中古PCは常に1台用意しておきます。 故障した場合は応急的にバックアップしたデータを予備のPCに復旧するだけでサイボウズは稼働するようにしておきます。

ファイルサーバーにはRAID対応のNAS(Linkstation)を導入します。 このLinkStationには社員さん達のデータが200GBくらい入っているのでデータがなくなっては死活問題ですのでバックアップを取ります。

このLinkStationが故障すると、RAIDを復旧させたりバックアップを取っていたとしても別の機械にデータを復旧させるだけでも10時間くらいかかります。 

そこで毎日のバックアップを別のLinkStationにバックアップを取りもしメインのLinkStationが故障した場合にはバックアップ用のLinkStationをメインに設定変更して稼働させます。

これでダウンしている時間をなるべく少なくします。 

こういった重要な機械は故障しなければ良いのですが、絶対故障しない機械などないので万が一の故障したときになるべく早く復旧できるように考えておきます。