少し前にやったS123 230TEのトノカバー修理の様子です。

こちらの部品、紫外線による経年劣化でプラ部品が砕けました。

部品も出ない上、修理も面倒、色番号指定もあるので、クルマ屋さんでは修理してくれない感じの部品で、取り外された車両も多いみたいです。


結構なバラバラ感です😅


コレ、治せるのか⁉️ 





一応、品番はこんなです。

ebayも漁りましたが、色含めて見つかりませんでした。


色々と思案して

強度必要な部分はワッシャーを使う事にしました。

この部分は後でリベット留めされます。

瞬間接着剤で仮止めして


ポリパテ等で大体の形を形成していきます。



リベット打ちする穴の周辺は薄くする必要があります。


表側はこんな感じ。



ここで、大嫌いなFRP作業に入ります。

造船所の匂いがします😅

元々船関連の仕事をしていたので懐かしいような。

久々にチクチクします。

防塵マスクとゴーグル、長袖、手袋しないとヤバいです😣

 ガラス繊維にはマットとロービングの二種のクロスが存在して、各々厚みが設定されています。マットとロービングの組み合わせで強度を出して行くのですが


今回程度ならマットクロスを3〜4プライで十分かと思い

ベチャベチャと脱気しながら積層していきます。

裏は見えないので



表も積層して硬化後にサンディングします。



写真撮り忘れてますが、パテで下地調整後、塗装しました。タミヤのカラーがピッタリ。

リベッターで組み付けしてから



全体も同に塗装します。




マスキング剥がす瞬間がたまらん🤤



完成❗️

中のスプリング機構はまたそのうちに…。