たまたま良きご縁があって


ホンダS600クーペがやって来ました。
私としては久々の国産車で

新車で買ったホンダビート
中古のワンダーシビックSi以来。
よく考えたら
免許取って初めて運転したのもホンダステップバンと
国産車はもっぱらホンダばっかりです😅


Fiat500とツーショット撮ると、昔のスクランブルカーマガジンみたいです…。

この個体、SM600と言う事で、いわゆる豪華版デラックスバージョンです。

まず色が実に渋いブルーグレーメタリックですが当時SM600にのみ設定の特別色の様です。


何時も中古車買うとやるのですが、先ずはスペアキーを作りました。旧いクルマだとキーが折れたり普通にあるので、メインキーは使わずにスペアキーで乗ります。


このキーも中々凝ったデザインで

赤い七宝焼きみたいなHONDAロゴが可愛い😍

本田宗一郎の気合いを随所に感じます。


幸いサードパーティ物でブランクキー🔑がありそうなので早速取り寄せてスペアキーを作りました。



この個体は予備検付きで来たのですが

整備した工場でブレーキフルードを入れ過ぎたが為に、エンジンルームに溢れてしまった様で、塗装がやられていました。




このまま放置するとあっという間に錆まくります。

浮いた塗装を剥離してPORで錆止め処理しました。

塗料を調色依頼したので、暫くはこのままで。



ここで、デザインをじっくり観察してみます。



SM600は豪華版なのでバックランプが追加されています。バックランプは凝ったデザインなのですが、デザイン的には無い方がシンプルで好ましい気がします。


 HONDAロゴも、この後のモデルから独立した文字体になるので筆記体はここまで。

ピニンファリーナみたいでこちらの方が好みです。


意外にもショルダーラインは膨よか。

ルーフラインはアバルトみたいに微かに逆反りしてコーダトロンカでスパッと断ち切られています。



こちらのロゴも適切な位置にありますね。





フロント周り、かなり凝った作り。彫りの深い凹凸も凄いけれどフェンダーまで一体に周り込んで溶接されている様で、フェンダー交換出来ない感じです。この辺りもイタリアンを感じます。




ミラーのデザインもミニマル

色々な所が、中々気合い入れて作られてます。