日本語が英語と全く違うところは
動詞の位置です。単純に言うと
主語のすぐあとに来る。

ということは、英語の発想では
「誰が ~する 何を」
この順番が大事ということですね。

 

これは中学3年間で勉強することの

中心的なことで、英検3級や準2級で

主に問われていることです。

 

SVOのそれぞれについて、

 

S(主語)なら、その単数・複数、

加算名詞、不可算名詞、不定詞、

動名詞などが、そこに入ります。

さらに関係代名詞もそこに入れて

いいでしょう。

 

V(動詞)なら、現在形、過去形、

進行形、現在分詞、過去分詞、

完了形、など。それを肯定文、

疑問文、否定文で変化させて使う。

 

O(目的語)も基本的に名詞が

中心になるので、その変化形を

駆使していく。

 

当然、SVOにまつわる、代名詞や

関係代名詞も大事。時間の前後関係

を表す副詞や接続詞もありますね。

 

これらは、中級以上の方には当たり前。

そんなことは百も承知で、繰り返して

くれるな、と叱られるかもしれません。

 

ただ、英会話になると、

英語の理解を実際のことばによる

コミュニケーションに反映、実践しなくては

なりません。

 

その際、「これくらいはできるはず」と

「こんなことさえ言えなかった」とのギャップ

にどれだけ多くの人が失望感、絶望感を

味わってきたことか。

 

高い費用を出して海外留学しても、

ほとんど喋れず、日本人だけで集団を

つくり、日本人村で日本語で生活する。

そういう人を私はずいぶん見てきました。

 

あれから30年以上経ちますが、

日本人の英語力が飛躍的に伸びている

とはいいがたいのです。

 

まずは中学英語の基本のき。

SVOの理解を深めてください。

それ以外の必要項目はすべてこのSVOに

くっついて必要になってきます。

 

それではまた。

 

英会話上達コンサルタントの重でした。