HSKを受けてみて感じたのだが、以下の利点がある。

・解答用紙に答えを書き込める。
・聴力試験が終わったら転記の時間が与えられる。

TOEICの攻略本では、(リスニングに集中するために)Part 3、4では選択肢に印をつけるだけで、全部終わってから100秒で塗ることを薦めている。しかし、こうなるとリーディングの時間を少々削らなければならない。

HSKでは、この「マークする」時間を別に与えてくれている。

これは、マークを塗る速さとリスニング力は別ものであると判断して、このような措置がとられたのではないか?

TOEICも、将来マークを塗る時間を別に設けるようしてもらいたいと思う。

その他、気付いたことをいくつか挙げる。

・3級以上になると、ある時点を境に監督の指示が突然中国語になる。
(6級は、全て指示が中国語らしい。)
・解答用紙は、全て中国語で記載されている。
・聴力、閲読、書写の時間が分けられていて、各時間内に別の部門の解答はできない。
・問題番号が縦に進んだり、横に進んだりしているので、よく番号見ないと迷子になってしまう。

最初の2つあたり、TOEICでも取り入れたらどうだろうか?

運営上、ネイティブに試験監督をさせて、進行を全て英語にするなんて非効率的だと思うが...
部門別解答にすれば、Part1のディレクションアナウンス中にPart5を解いてしまうなんてフライングができなるのでいいかも...