先週の土曜日に以前から行きたいと思っていた福島市の花見山公園に行ってきましたので、報告します。
春の花見山公園は山全体に色とりどりの花が咲く木に覆われているということで、桃源郷とも呼ばれるくらいに見所がある素敵なところだと紹介されていて、ぜひと思い行ってきました。実際も期待以上に素晴らしく、皆様にも是非、行ってほしい!と自信を持っていえるくらいの素敵なところです。
今回は、メインの桜の開花状況を気にしつつ、天気もまずまずということを確認して2日前に行くことを決めて、朝早い東京6時40分発の東北新幹線で出かけました。
東京からは1時間40分ほどで福島駅に到着し、駅の東口からピストン運転の臨時バスで15分~20分くらいで臨時駐車場に着きます。
そこから、公園入り口まで10分弱歩きますが、沿道には露店や花木もところどころにありますし、花に彩られた山々も見えますので、楽しめます。
公園入り口からは、3コース用意されており、一番長いコースで60分コースとなっています。現地には9時前に到着したので、写真を撮りながら散策できましたが、それでも結構な人出で昼前後はかなりの人出だろうと思われます。
ところで、なぜ、桃源郷と言われるような花見山ができたか。
花見山公園の公式ホームページに次のようなオーナー家の阿部家からの挨拶が掲載されています。
大正15年に養蚕農家の副業として畑に花を植え始め、昭和10年に養蚕を止めて本格的に花の栽培を始めたとのこと。昭和11年には主人の阿部伊勢次郎から家族に「前の雑木山を花の山にすれば美しい山になる。それは農家でなければできない楽しみなのだ」と言われ、15年ほど植え続けるうちに山に花が増えて少しずつ、きれいになってきたそうです。
そのうち、山を見せてほしいという人が増え、主人の阿部伊勢次郎が「こんなんにきれいに咲いた花を自分達だけで楽しむのはもったいないなあ、見たいと言ってくださる方と一緒に楽しむのも良いのではないか」という考えから、昭和34年に花を見る山「花見山公園」として開放。皆さんと一緒に楽しむようになりました。以来53年間、皆様にたいへんお世話になりながら今日にいたっています。とのことです。現在では、花木生産農家の集落による色とりどりの花木畑やきれいな小川、里の原風景で織りなされています。
それにしても1個人が始めたことが、こんなにたくさんの人を楽しませることになったなんて、本当に素敵なことですよね!
それでは、あまり上手に撮れていませんが、写真を楽しんでください。
ハクモクレンと桜のコラボ。
花桃。
黄色はレンギョウ。
赤い花はボケです。
菜の花とレンギョウです。
菜の花を使ったハートマーク、素敵ですよね。
華やかですね。
遠景。
モクレンです。きれいな紫色です。
最後にアップして撮ったお花さんたちです。
皆さんも現地にぜひ、行っていただければと思います!