先日、ボーンシリーズ第5作の「ジェイソン・ボーン」を観てきたので紹介します。
記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーンが主人公として活躍するアクションサスペンスです。
今回もこれまでのシリーズ以上に無駄のないストーリー展開で、連続するアクション、ドキドキ・ハラハラで気を休める間が全くない、また、臨場感たっぷりのアクションサスペンス好きにはたまらない作品だと思います。
シリーズの「ボーン・アイデンティティー」、「ボーン・スプレマシー」、「ボーン・アルティメイタム」3部作を手掛けたポール・グリーングラス監督と主役のマット・デイモンが9年ぶりにタッグを組んで復帰しています。
主人公のジェイソン・ボーン役のマット・デイモンは、暗殺者としての緻密な分析と行動力を見せつけるとともに内面の感情のせめぎあいをうまく演じています。
主要な配役としては、CIA長官ロバート・デューイに日本の缶コーヒーのCMで皆さんよくご存知のトミーリー・ジョーンズが演じていますが、CMのイメージとは違って、これも見ごたえあるところです。
そして、長官の部下の分析担当の部長のヘザー・リーに「リリーのすべて」でアカデミー賞助演女優賞を受賞したスウェーデン女優のアリシア・ヴィキャンデルが、笑顔を見せない知的で意志が強い役柄を好演しています。
それから、本シリーズ3度目の登場となるCIAの元同僚ニッキ―・パーソンズにジュリア・スタイルズが、演じています。
若干、ネタばれ気味にストーリーを紹介しますと、
身を潜めて世界の片隅で安らぎなく過ごしてきたジェイソン・ボーンに元同僚ニッキ―によりボーンが暗殺者となったCIAの養成プログラム「トレッド・ストーン」に関する新たな情報を伝えられ、彼が活動を開始します。
その動きを封じようとする、あるいは利用しようとする動きがある中、ベルリン、ロンドン、ラスベガスと場所を移しながら、連続したアクションと面白さに本当に魅了されます。
アクションサスペンス好きはもちろん、飽きさせない展開ですので、映画に興味がある方にはぜひ、見ていただきたいと思う作品です。