昨日、たまたまNHK歴史秘話ヒストリアの「妖怪と神さまの不思議な世界~遠野物語をめぐる心の旅~」を見ました。

「遠野物語」は有名ですが、私は、どういうわけか「遠野物語」を読む機会も身近で話題として触れられることも少なかったので、最初はなんとなく見ていたという感じでした。

それが、見ているうちに次第に引き寄せられ、それこそ「不思議な世界」に興味を持たされました。

構成や内容が良かったせいかもしれませんが、近いうちに本を読むとともに岩手県の遠野地方にも旅したいなと思っています。

なぜ、興味を引かされたか、振り返って考えてみましたが、おそらく


1.一つ一つの物語は、遠野地方の不思議な出来事・現象として、次の世代に伝承しようとしたもので、その意思を感じたこと。

2.柳田国男が、遠野の民話に興味を持った背景を知ったこと。

3.物語は城跡同様、その話からさまざまなことに思いをめぐらすことができること。

4.物語には魂(メッセージ)があり、時には人の考えや生き方を変えることがあるということ。

ではなかったかと思います。

来週、11月4日()の深夜 0:40~1:23(従って、実際は11月5日)に再放送されるようです。興味を持たれた方は是非、見てください。