【まえがき】

以下の記事は、特定の特例子会社のことを指摘したものではありません。
あたすは障害を持っていてある特例子会社に勤めていますが、以下の記事は、決して、勤務先の社内情報等に言及したものでもありませんのよ。

この記事は、あたすが仕事を通して考えたこと・感じたことを、「特例子会社」というものを中心にして述べたのに過ぎません。
従って、決して特定の企業等を指したものではありません。
この点に関しては、くれぐれもご承知おき下さい。

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ある一定の社員がいる企業は、その人数の割合である一定の障害者を雇う義務があるの。
たとえば1,000人の従業員(常用雇用者)がいる会社では、18人以上の障害者を雇用する法律上の義務があるのね。

そしてその法律上の義務を遂行した企業には税的優遇があるのね。

会社もメリットがあって
障害者も仕事が出来て
あ~ら、なんて素敵な法律・・・なんて思ったら大間違い。

今の御時世、働けるだけでも有り難いってポジティブに考えなくちゃいけないんだろうけど・・・

会社は障害者を雇うと「助成金」としてトライアル期間でも¥40000、トライアルが終わって社員になると¥60000も国から貰えるの。
つまりは会社は従業員に払う給料-¥60000の人件費で済むわけだ。
でも必ずしも正社員じゃないことの方が多い。
ええ契約社員。
これが結構ネック。
実は雇ってもらって有り難いとは思うけど・・・
雇用保険だ厚生年金だ介護保険だって引かれると高卒並の給料、もしくはそれ以下なのよ。

時給1000円以下でフルタイム働いているのと殆ど変わらない金額。
しかも雇用の条件はイイわけじゃないし、退職金がなかったり契約社員扱いだったり、つまり契約を切られたらおしまい。
でも余程じゃないと切らないの。
なんでか?
助成金が貰えるから。

いくら障害者といっても仕事内容は一般企業並かそれより少し低いくらいの水準で求められているのね、「身体障害者」は。
身体に不自由があるだけで仕事ができるから。
企業としての利潤をあげなきゃいけないの。

でも仕事した分の対価は貰えない=会社が得をしている。

それからね今「障害」(←嫌な言葉。差し障る様な害なんか与えてませんけどね。)て「身体障害者」だけではなく「精神障害」「知的障害」もその枠に入っているのね。

と言っても実際は「精神」や「知的」の人に同レベルの仕事は求められないのよ、現実は。

誤解をしないでね。
「知的」もしくは「精神」の障害者が悪いと言っているわけじゃないの。
マジで。

でもね、実際はエクセルが得意ではないあたすでもできることや、それどころか普通にPCをスタートアップしてログオンするとか、データを保存する、シャットダウンするなんてのも出来ない人もいるわけ。

でも「就職出来なかった」って同じ苦しみを共有しているからちゃんと教えるわ。
やさしくね。
何度も何度も同じことを。
それと並行して自分の仕事。
当然同じ社員でありながら仕事のボリュームにとんでもない「差」が出来るのよ。
それでもそれ相応の対価は頂けないの。
理不尽でしょ?

これってうちの会社のことだけじゃないハズなのよ。

多分他の会社でも同じ現象が起きているハズよ。

それ相応の対価を貰えないのに会社は国から助成金をもらって人件費は安くて済む。
言い方悪いけど、それって「悪徳業者」と変わらないんじゃないの?
「うちはこんなに障害者を雇ってるんです」ってただの「広告塔」。

それなりの労働報酬と労働者としての権利が守られなければ仕事に対するモチベーションが下がるだけ。

それからうちには「精神健康福祉士」という肩書きを持った上司が数人いるの。
でもね、これが結構曲者でね。
全ての精神健康福祉士が同じとは思わないけど、
「精神障害」にしか目を向けないのよ。
「精神障害者」に対するケアは凄いするんだけどね。
「身体障害者」にはそれがない。
あたすだって未だに「適応障害」で精神科通ってるんですけど(笑)
こんな職場環境じゃ「適応障害」が悪化しちゃうわ(笑)

同僚はイイの。
みんな同じような苦しみを味わっているから。
仲もイイしね。

問題は企業と、現場や内容を可視化せずにただ助成金を支給する国に問題があると思うの。

これってみんなならどう思う?