あの時シリーズ
ひさびさの更新です!
【二人の御堂筋】
作詞 石原信一
作曲 中村泰士
1975年の年の瀬に発売
【中の島ブルース】の大ヒットの後で地味な歌になってしまいましたが
夜のヒットスタジオでの岩城茂美さんの奏でるサックスのイントロが
あの時間帯にマッチして切なく癒されました。
時は1979年。
夏が過ぎ、秋のやわらかい季節…
大阪のミナミへ
母ちゃんに連れられてお買い物。
高島屋というデパートに入りました
薔薇の包みの高島屋~
という曲のCMもありまして
今でもそうですがとても上品で歴史のある包装紙です。
当時はエレベーターガールというお仕事をされている方が居まして
デパートに行くと
綺麗なお姉さんが案内するエレベーターに乗るのが
子供ながら楽しみでした。
幼い頃から何故か
いつか藤圭子さんに似たエレベーターガールに出逢えないかなぁ…なんて…
そんな事を思いながら乗ってましたが…

デパートに行けば
母ちゃんが一生懸命に商品を眺めている時ほど子供は退屈で…
時折
「この服、ええ色やなぁ~」
と母ちゃんに聞かれて
「うん…
」と半笑いで応える事しか出来ず
気持ちの中では
早く最上階のレストランに行かないのかなぁ~
なんて思いながら
しかし
連れて来てもらっている立場ですので我慢を…
やがて待望の母ちゃんの言葉!
「おなか空いたなぁ~」
待ってましたーッ!


婦人服売り場から最上階へエレベーターに乗って
おっ?さっきのエレベーターガールのお姉さん。
(いつトイレに行くんやろ…)
そんな心配をしながらも最上階に到着。
やっぱりレストランに行けば
ハンバーグが食べたくなります

が…
この時は海老フライにタルタルソースがかかっているサンプルに巻き込まれ
ミックスフライランチにしました。
母ちゃんはトンカツ定食やったかな…
すっかりの満足感で
再びエレベーターに乗って降りるかと思いきや
母ちゃんのフェイント攻撃でエスカレーターで降りる事に。
おそらく
だめ押しのショッビングモードに突入。
思っていた通り
気になった階ではスーッとエスカレーターから離れ
売り場に流れて行く母ちゃん。
僕は見失なわないように付いて行くだけ…
結局は最初に婦人服を買っただけで

もう一度エレベーターガールを見たかったけど…
高島屋を後に
千日前から道頓堀へ向かい
その途中に老舗のレコード店『十字屋』を見っけ


もちろん突入!!
あ…い…う…?…あった!
内山田洋とクールファイブ

ひとりしずか?
あきらめワルツ?
ん…東京砂漠?
おおっ!
二人の御堂筋ーッ!
ほとんどのシングルレコードは置いてました。
さすが!十字屋!感動ーッ

母ちゃん…お願い…
【二人の御堂筋】買うて欲しい…
「持ってなかったんかいなぁ~」
母ちゃんは笑顔で僕の手からスッと
レジに向かいました。
ん……?

よく見るともう1枚?
「これもええ歌やもんな…
」と小林幸子さんの【おもいで酒】も買ってました。
時間は速い流れで
アーケードを出ると空の明るさではなく
街の明るさでいっぱいに
すれ違う人達がかぶっている帽子が
近鉄バッファローズのキャップ
突然母ちゃんが
「近鉄勝ったん?」
「おおっ!
今日は勝ったでーッ
」当時
今は無き大阪球場で
近鉄バッファローズと広島カープの日本シリーズ
熱い大阪の街!
いい時代やったなぁ…
