【西海ブルース】
作詞 永田貴子
作曲 尾形よしやす
1977年発売
クールファイブの幻のデビュー曲。
「長崎は今日も雨だった」か「西海ブルース」か…
というエピソードもあったようですね。
この曲は発売当時よりも一番思い出の出来事は
何せフリーダムに追っかけて
また追っかけまくった時代の高校2年生。
毎度の事ながら通学途中
ABC朝日放送の地下にあった
ABCホール。
当時、西川きよしさんと横山やすしさんの司会で
「シャボン玉プレゼント」という番組がありまして
(月)~(金)まで昼の1時から15分間の歌番組。
しかし、収録は1週間分
そして何といっても
無料公開録画


お金のない高校生にはメチャクチャ楽しみで
学校なんか行ってる場合ではありません!
おそらく僕の腹痛理由休学率は半端じゃなかったと思います。
今の時代のように携帯電話、インターネットなど無かったので
必ず学校に行く途中に
ABCホールに寄って公開録画の出演者の看板を確認しての登校です。
もし
「内山田洋とクールファイブ」なんて看板に書いてあった時は
何としてでも父ちゃん母ちゃん
と
学校…に…
数日前から
ひとり作戦会議を

そしてある日…
出演者
内山田洋とクールファイブ
石川さゆり
大川栄策
祐子と弥生
と書いてあった!




もちろん
予約腹痛~っ






当日、前から5列目くらいに座り
ゲストの皆さんの音合わせから観ること聴くことが出来ます。
1週間分の放送収録
木曜日の収録はゲストの誰かがミニコンサート。
「誰なんやろ…?」
(月)~(火)~(水)~…リハ終了!
前川さんがまだ唄わない…
(もしかして…
)その時
ディレクターの声。
「カメラテスト行くね…」
モニターに映ったのはオーケストラの楽譜。
そこには何と
「西海ブルース」と書いてあった!
おおっ!



ミニコンサートでも
「長崎は今日も雨だった」「逢わずに愛して」「噂の女」「そして神戸」「中の島ブルース」…あたりを予想してましたが
な、な、何と!
「西海ブルース」「北ホテル」「この愛に生きて」「女・こぬか雨」
誰が予想しますかぁー!!

メチャクチャ感動も感動過ぎですよ~
特に西海ブルースは二度と生では聴けないと思ってました。
リハで聴き、そして本番!
15分なので、トーク無しで連続の4曲。
今と違って前川さんは
微動だにせず常に一点を見つめて
眉間に思いっきりシワを寄せての熱唱!!
間奏もうつむき加減で、曲が終わる度に約30度の一礼。
歌も、柔道技に例えると
一本背負いが連続で決まったようなパワー。
西海ブルースの
君と~うたぁぁあっぁった~のフレーズも裏声無しの地声勝負!!
会場内で独りはしゃいでる
高校生の僕と
時に目が合う
ステージの岩城さん、森本さん…
あの時の変な若い男…
僕でしたよ~

昼から夜までの長い収録。
陽が沈んだ帰り道
ひとり満足な顔で
授業を終えた学生たちの歩く道に溶け込みながら
いかにも勉強をして来たぞ!と…
家に帰って
母ちゃんの作った手料理に箸を付けて
ふと母ちゃんが…
「仕事休みなら見に行きたかったな…
」ありゃりゃ…

