あの時は…シリーズ…



すみません。
面白く無いかも知れませんが
しばし僕の自伝になります

お付き合いして頂ければ光栄です<(_ _)>




いよいよ
自宅の近くのカラオケステージパブとお別れの時が来ました。


高校卒業と同時に京都に行く事が決まってまして。



それは

高校3年の最後の思い出をと
平尾昌晃先生が司会だった京都の深夜放送の歌番組に応募しまして

出演する事になりました。




歌う曲目は当時一番新しい
クールファイブの「新潟の女」



調子に乗って歌いました。






全然ダメです…



平尾先生にも
「もっと前川くんみたいにパワーが欲しいね…」と言われました。












スカウトされました(゜o゜;)



てな訳で

平尾昌晃ミュージックスクール京都校に行く事に。


大先輩は第1期生の川崎麻世さんです。










ここから今まで
ぬるま湯に浸かって甘く生きてきた生活に
とてつもない大きな壁にぶち当たる人生に向かいます。







初めての独り暮らし。

寮は歌謡教室の理事長を務めていた方が経営するレディースホテルの3階に…(贅沢ですよね…)



ただ、週末はお風呂に入れなかった…
軽い姿でフロントにも行けない。
男が宿泊してる事が分かるとえらい事です。

何せ若い女性の観光客で満室。



食糧も確保して
軽い遭難状態に陥りました。





理事長は京都祇園にカラオケパブとナイトラウンジも経営されてまして
僕はその店に働きながら昼はレッスンに。


お店は夜7時から朝4時まで。










いじめられましたよ~


ホステスさんに(>_<。)



テーブルの下にライターが落ちたからと拾おうとする僕の手をハイヒールのかかとでギューッ!




お酒の種類もボトルの名前も全然覚えてない初日から
いきなりオーダーで間違うと
お客さんの前で思いっきりバカにされる始末…


1時間、いや1分、1秒が非常に長く感じられて
今すぐにでも
大阪に帰りたくなりました(;_;)

とにかく
毎日がくたくたで…(+_+)



いつも
優しく声をかけてくれたのは
厨房のチーフでしたね。









お店の中には飾っては無いのですが
来店されたお客さんのたくさんの写真がありまして
見せてもらうと


うわぁ!(@_@)


とんでもない有名な方々が
ごく普通にグラス片手に…


勝新太郎さん、大川橋蔵さん、松平健さん、高橋英樹さん…
五木ひろしさん、小柳ルミ子さん、郷ひろみさん、そして何と前川さんまで…




「撮影所もあるからね…京都は…」

と言ってました。










そして
歌のレッスン…






「前川の歌はやめろ!!歌うなっ!」


突然の担当の先生が…


「前川は前川の個性!お前っ、真似て歌ってどうするんだ!!もう聴く事も止めろ!!」


「でも…歌いたいです!」


「じゃあ歌い手になる事は諦めろ!止めて帰れ!」


「………(/_;)」











前川さんの曲は封印されました。



レッスン曲は五木さんの歌や加山雄三さんの曲に…





仕事もレッスンも
全然楽しくない…






たまの休みには大阪の両親の家に帰り、母ちゃんの手料理などを…



「歌はどうなん…?」



「もう楽し過ぎて\(^o^)/」


(京都に行きたくないなぁ…)
と心では。









そして
また仕事に入る瞬間に
理事長が


「昨日の休みはどうしてた…?」



「大阪の実家に帰ってました^^;」




「何考えてるんやっ!家になんか帰ってる場合かっ!歌の勉強は!!」



ものすごい怒られました。












確かに…
今思えば、甘い人間を元から叩き直す愛だったのでしょう…



つづく…