年末が近づき、忙しさを増すわが社。
毎年この時期というか、最後の一週間は半日のパートさんたちも一日フルで働く。
それはお願いはするが、強制ではない。
ただ、なるべく用事はそれ以前に済ませておいてほしいと伝えている。
当然今年も同じようになると思っていたが、
パートさんたちから意外な声が上がった。
そうバラコの処遇についてだ。
主任の考えにより普段は午後から仕事をさせないことになっている。
当初、パートさんたちは忙しい年末に限ってはやらせるべきだとの意見が大半だった。
しかし、ここへきて急展開を見せている。
要はいてもらっては困るというのだ。
大して仕事もできない。ミスもする。いるだけでイライラするなど、
各々理由は違えどもいないほうがマシという意見は満場一致だ。
体力的に苦しいことは承知だが、精神的な苦しさをなくして欲しいというのだ。
奇しくも、同じ話を俺と主任は別々のパートさんから聞くこととなった。
そして、バラコ不在の休憩時に主任が確認をとったところ
「年末バラコ不要」
という答えがでてしまった。
ついにバラコはライアーになっただけではなく、
仲間からも見放されてしまったのだ。
これも全て己が取ってきた行動の結末なのだ。
つづく