私の敵は、自分です。

53歳まで生きてきて、仕事でも旅でも、本当にたくさんの経験をしてきました。

順調だったこともあります。

でも、それ以上に失敗もしてきました。

思うようにいかなかったこと。

遠回りをしたこと。

「あの時、ああしておけば…」と後悔したこともあります。

 

それでも、一つだけ言えることがあります。

人生で一番乗り越えるのが難しい相手は、他人ではありません。

自分自身です。

「もう遅い。」

「失敗したら恥ずかしい。」

「このままの方が安心だ。」

そんな言葉を私に一番言い聞かせていたのは、いつも自分でした。

だから私は、「自分の敵は、自分です」と思っています。

 

でも、その敵は、私を傷つけようとしているわけではありません。

失敗しないように。

傷つかないように。

年齢相応に生きた方が楽だよ、とブレーキをかけてくれている自分でもあります。

だからこそ、その声に耳を傾けながらも、小さくても一歩前へ進む勇気を持ちたいと思っています。

私も多くの失敗をしてきました。

それでも、くじけず、前を向き、小さな一歩を積み重ねてきました。

 

53歳になった今、30年ぶりにトライアスロンへ挑戦しています。

YouTubeも始めました。

決して若い頃のようにはいきません。

体力も落ちました。

覚えるのも時間がかかります。

それでも、不思議と毎日が楽しいのです。

なぜなら、人生がまた少し動き始めたからです。

 

私は思います。

人生は、自分の足で歩くものです。

他人の人生を歩いているわけではありません。

だから、あなたの挑戦を笑う権利は、誰にもありません。

挑戦しない人が、挑戦する人を笑うことがあっても、その言葉に人生を決められる必要はありません。

本当に大切なのは、他人の評価ではなく、自分が納得できる人生を歩いているかどうかです。

勝つことが大切なのではありません。

挑戦していること、そのものに価値があります。

私は、夢に向かって歩いている人が好きです。

年齢に関係なく、一歩踏み出そうとしている人を応援したい。

大きな夢でなくてもいい。

近くの町を歩いてみる。

昔やってみたかったことを始めてみる。

会いたい人に会いに行く。

その小さな一歩が、人生を少しずつ変えていくのだと思います。

 

人生後半は、人生を縮小する時間ではありません。

守るものを整えながら、自分らしく生きる時間です。

これから先も、私の前には「やめておこう」とささやく自分が現れるでしょう。

でも私は、そのたびに昨日までの自分を少しだけ超えながら、自分らしい人生を歩いていきたいと思います。

そして、私と同じように、自分の人生を一生懸命歩いている人を、心から応援していきたいと思っています。

人生を縮小しない。

その一歩は、誰かのためではありません。

あなた自身の人生のために踏み出す一歩なのです。