NHKを始めとして全国キー局は、
尖閣諸島付近のEEZや領海に中国公船及び中国漁船が大挙して進入を図り、日本政府、外務省が駐日中国大使館に激しく抗議したと報じた。

翻って、沖縄県の地元紙である、沖縄タイムス、琉球新報の大見出しには、今回の中国公船及び中国漁船に関する記事がいささかも見当たらない。

今日も昨日も、である。

更には、翁長沖縄県知事がこの件について何かコメントを出したというニュースも探せない。

石垣市や宮古市の漁業関係者は、漁にも出れない状況だという。

両紙の紙面は高江のヘリパッドや米軍基地関連の記事ばかりで、沖縄県民が本当に知りたいと思う情報を意図的に報道しないかの様にも見える。

日本国憲法に於いて保障されている報道の自由を片方では声高に主張しておいて、一方では国民の知る権利を報道しない自由で封殺する。

知る権利と報道の自由とは一体どちらが優先されるべきものなのか?

是非とも、沖縄タイムスや琉球新報お気に入りの憲法学者の木村草太さんに論じてもらいたいものだ。