「藪原検校」
昨日観た「藪原検校」が半端なかった。
野村萬斎さんの「芸」。
ありゃ、なんだろ。
あと、どんな声、喉の強さを持ってんだろ。
あんなの、すぐ枯れちゃう。
そして、身体。動き。躍動。静止。
「三人吉三」以来の衝撃、いや、個人技としてはそれ以上か。
で、山西惇さん。
これまた、凄かった。凄かった。凄かった。
あんな長ゼリフを苦ともせず、楽しんでやってらっしゃる。
シェイクスピアの長ゼリフが長ゼリフじゃないと思うくらいの長ゼリフ。
今までのわしは長ゼリフを喋ってなかったな。
んー、全部聞こえるし、なんだろ、あの宇宙人。
山西惇さん、同じ事務所なので、なんか誇らしく思いながら、こんな事が出来るようになるのか、と嫉妬やら尊敬やら何やら、いっぱい感じました。
素晴らしすぎました。
つか、皆んな俳優陣は素晴らしかったし、栗山民也さんの演出が逸品すぎて、楽しませてもらった、というより、魅せつけられた、みたいな感覚。
あと、中越典子ちゃん、結婚おめでとうと言って、楽屋を出ました。
すごすぎて、今日乗馬なのに、出演者の大鷹明良さんと飲んじまったぜ。
がむばろ。