旅・ベルギー編
パリの北駅からタリスという新幹線みたいな電車で、まずはブリュッセルへ。
パリから二時間。
ブリュッセル南駅に到着。
乗り換えてひたすら西へ。
GENKというベルギーの最西端、終点まで。
ほぼオランダとドイツとベルギーの国境。
乗り換え電車が時間通りに来なくてドキドキする。
アナウンスもなし。
基本的にあっちの電車は時間通りではなく、遅延が当たり前。
表示は目安でしかない。
日本は素晴らしいね。
で、ブリュッセルから二時間。
どんどん田舎になっていく。
やっとGENKに到着。
やばい、思った以上に田舎だ。
とりあえず、公用語が何語かわからないから駅前の大きなホテルを予約しといた。
そこなら英語が通じるだろうと。
そしたらあまりのグレードの良さに若干ひく。
田舎だから一万円ちょいでこのグレード。
嬉しい。
そして、レストランはガストだった。
超高級ガストだけど。
なんだか、見知らぬ土地で、見慣れた名前は安心した。
そして、乗馬大会に向かうのだが、どうやって行けば良いかわからず。
タクシーすら場所がわからないとなり、言葉も通じないから、なかなか大変。
よし、とりあえずバスで近くまで行ってみようと、neeroeteren行きに乗ろうと待ってみる。
時刻表の見方がわからず、40分も待って、やっと来る。
どういう事?
難しい。
neeroeterenに行けばタクシーですぐだろうし、その辺の人は乗馬大会も理解してるだろうと乗ってはみたけど、ドキドキ。
どんどん田舎になるし、アナウンスはないし、でも乗客はボタンを押してどんどん降りていく。
地元の人しかわからないという、なかなか不親切なバスなのだ。
Wi-FiつながらないからiPhone使えないし、見れたとしてもGoogleMAPでも詳しく載ってない田舎街。
一応、地図の写真を撮ってきたから、それを見ながら、ずっとアンテナを張る。
考えが甘く、どんな大きな街を通ってもタクシーのタの字もない。
むー、どうするべと思ってバスに乗ってると、Bergという地図上、一番近いであろうバス停で止まったから、急いで降りてみる。
歩いてどのくらいだろうか、見当もつかなかったが、とりあえず、大会のある方向に歩く。
持って生まれた方向感だけが唯一の救いだ。
ダメなら、乗ってきたバスで帰ればいい。
もう、なんの目印もない田舎町の木々を抜けて歩き、そろそろ引き返そうかな、と思った刹那、
あった!
ありましたよ、乗馬大会の会場が!
お母さ~ん!!
いやー、嬉しい。
会場に入り、椅子に座ってたら、乗馬クラブのお嬢様、ヒカリさん発見。
なんだか異国の地で知り合いを見ると無性に嬉しい。
わしが行く事を言ってないから、コソッと隠れるように見てたら、
何と!ヒカリさんが横に座ってきたのだ。
うお、と思いながら、
「ヒカリさん」と言ったら、ヒカリさんは一瞬驚いてから、
「ウフフフフ、実は知ってたんです」と一言。
え!??何故に??と思ったら、
「私、内田さんのブログを見てまして。内田さん、ココに来るって書いてましたよね」
What~!?
何てこったー!!
そうだ!書いた!書いちゃいました!!
せっかく驚かせようとしてたのにー。
わしは何をしているのだ。。。
ま、でもお会い出来て良かった。
試合も凄い活躍だったし。
日本勢は4人だけど、ヒカリさん以外の三人はオリンピック経験者。
そんな中でやってるんだから凄いよなー。
つか、他の人達が決勝に残らない中、勝ち上がってたし。
素晴らしい。
だから、わしは気分良くずっと飲みつづける。
帰りはタクシーを呼んでもらい、ホテル近くのBARでも1人でひたすら飲みつづけ、楽しい一日となるのでした。
ふー、長くなったから、また書きますね。
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