素敵な演劇
長ネギとほうれん草のペペロンチーノを食べて、いざ出陣。
今日は昼から新国立劇場へ。
東京裁判3部作。
一作目、「夢の裂け目」。
亡くなられた井上ひさしさんの追悼公演になってしまったこの作品。
大好きな栗山民也さん演出の名タッグ。
しかも俳優陣は、大尊敬する名優・木場勝己さん、角野卓造さん、大鷹明良さん、高橋克実さん等、全員素晴らしい俳優、女優の9人。
とてつもなく感動しました。
上質、良質な芝居という言葉がピッタリです。
栗山さんの演出は、的確だし、発見と納得の連続。そして感動。演劇という武器を充分に使ってます。
井上さんの言葉がエネルギッシュで説得力があるし、俳優陣はそれに命を吹き込み、物語に厚みを与える。
3拍子揃った素晴らしい作品でした。
井上ひさしさん、本当に悔やまれる。
大ファンだったから、いつか仕事を一緒にしたいと思ったのに。
ただ、数多ある作品は生き続けるので、何かに携わりたいとは思っています。
いや、素敵な「演劇」を拝見させて頂きました。
昭和21、2年の東京裁判の事を殆ど知らなかった僕は、わからない所があったり、頭に入るのに時間かかったけど。
3部作全部を観るつもりなので、次は勉強して行こう。
楽屋で軽く皆さんとペチャクチャして、褒めちぎって帰りました。
頑張って、近づこう、名優たちに。
良いモノをいただきました。