公立か私立か
どうやって決めたか。

あくまで我が家(田舎)の話です。

まず、我が家の立地は、超田舎の公立王国です。交通の便も悪く、学校も少ない。
進学校はというと、越境入学して電車と徒歩で1時間、やっと偏差値60台の公立高がひとつあるのみ。
そして町内の自転車通学できる距離に同じく高校偏差値で同程度の私立の中高一貫校がひとつあります。(高校で1クラスのみ募集)

ですのでこれは偏差値60台半ば中堅進学校での比較です。
私自身、関西の田舎出身ですが、似たような状態でした。意外と日本の田舎あるあるかもしれません。偏差値も上下に限りなく幅広く、中和するとこれくらいになるというのも一緒。

まずは距離、、、これは私立の勝ち。交際費ゼロ。通学時間15分。

料金、、、もちろん公立の勝ち。交通費はかかりますが月一万以内。

進学実績、、、私立の勝ち。
 結局ここが一番の決めてで我が家は私立にしました。(貧乏なんですけどね!)
同偏差値で近くて実績にかなりの差があるとすれば、皆この私立を選びそうなものですが、そこは公立王国、なぜか「できるこは公立」を選びます。

公立、これは同レベルの高校に自分が通ったので、よくわかるのですが 、このレベルの県立高校はなんとか地方の公立大でもいいから、少しでも「国公立合格者数」をだしたい、という指導です。センターレベル以上のことはしません。それでも入学時のレベルが低いので、基礎的な課題をたっぷり出して底上げするスタイルです。
上位層の子供は浮きこぼれちゃうかも。

逆に私立の方は入り口偏差値に比べ、出口実績が非常に良い!東大合格者もわずかですが、います。数学の進度が早いのとレベル別の指導がなされてるのが良いのか。問題集も、近隣の公立高と比べてちょっと難しいものを使用しているようです。

我が家息子は今のところ成績は上位ですので、やっぱり私立高でよかったと思っています。公立にいっていたら、志望校に難関大学の名前を書くこともなかったでしょう。進学実績のない大学名ってなかなか書こうと思えませんから。

逆に、成績中位層で地元の公立大目指すのには、公立高校がちょうど良いです。

我が家はとにかく貧乏なので(💦) 近くにもう少し偏差値高めの公立高校があれば、そっちにしていたかもしれません。
過去、あまりに田舎なので、子の進学のために引っ越しされた方も数人知ってますが。
なかなかそこまではできません。
置かれた場所で咲いてもらうしかないですね。