そして恋が降ってきた【後編】
<第三十四章>LOVELY MORNING
博之が目覚めると、トモコが朝食の支度をしていた。
一つにまとめた髪の、うなじが眩しい。
初めて彼女のそれを見たとき、
そこに舌を這 わせたら
どんな顔をするのだろう?そう妄 想して
少し興 奮した事を、彼は思い出した。
まだ気が付いていない、彼女の背後から忍び寄る。
幸い刃物は持っていなかった。
「おはよう。」
言いながら彼は、後ろから彼女を抱きしめ、
耳元にキスをした。
耳元、首 筋からうなじにたどり着くと
舌 先でそこをなぞる。
「あっ。」
甘い声を出した彼女が振り返ると、
涙目になっていた。
色っぽいなと彼は思った。
「ヒロさんの、バカ。」
と、言いながら深いキスをする。
胸 元に触れると、下 着は着けていなかった。
服の上から撫 で上げてさすると、
先 端が固くなる。
「ああっ。」
長い吐息とともに、
彼女の頬が紅 潮すると、彼はさらにそこを責 めた。
「ん、ああ、イヤッ。」
嫌だと口では言うのに、
彼女の脚は、博之の身体に絡みつく。
スカートの裾をめくり
太ももから腰を撫 で上げると、身体がはねた。
ショー ツの上から、彼女自 身に触れると、
そこは熱くなっている。
「気持ち、いいの?」
聞くと彼女は素直に頷いた。
「欲しいの、お願い。」
「わかったよ。」
彼はトモコのショー ツを脱 がせると、
彼女を抱えたまま、中に入っていった。