叱るとき、指示を出すとき、褒めるとき、注意するとき、など子供たちにこちらの気持ちを伝えるときには、基本的に声(言葉)で伝えますよね。


日常的には言葉で伝えると思いますし、私自身もほとんどが言葉にによる指導です。


しかし、時には声を出さずに、教えてあげるようにして方が効果的な場合があります。


では、どのような場面で、どのような方法で伝えるのかについてお話しをさせていただきます。


言葉を出さない方が効果的な場面は

◯注意する時

◯こちらの指示に気付いてほしい時

◯叱るとき

◯子供たちが失敗したとき

◯子供たちが失敗しそうなとき


など、どちらかというと、ネガティブな場面だと考えます。


ネガティブな場面では、注意や指摘、叱られることが多く、身構えたり、怯えたりして、言葉で言っても、


ただ、『叱られた』『怒られた』と、内容がスムーズに入っていかないことがあります。



そのような場面で、言葉よりも少し曖昧なジェスチャーだったり、ハンドサインなどを活用することで、子供たちは、注意されたことに反応して、今の状況ややらなければならないことを考えることができます。


全ての注意が言葉ではなく、気付かせて、考えさせる注意があると、次につながりやすくなると考えています。



ただ、正直なところ、ハンドサインやジェスチャーなどは、公共の場や子供たちの気持ちが荒れている場では使いにくいと思います。


ですので、1番シンプルで私も普段の指導で使っているのは、


◎方を叩いて気付かせる

◎指をさして気付かせる

◎机や壁などをノックして気付かせる

◎視線で気付かせる

◎首を横に振る

◎目力で伝える(笑)


これらをよく使っています。


注意の本質は、『気付かせること』『考えさせること』『本人が行動すること』

だと、思います。


言葉で伝えるよりも、言葉以外で伝えた方が効果がある場合も多いので、ぜひ試してみてください。


こちらも叱らなくて済むので、子供たちの気持ちが不安定になることも防げると思います。