前回、家族でできる学習につながるゲームを紹介させていただきましたが、
今回は指先で細かな作業をすることが難しい子のトレーニングなるゲームを紹介させていただきます。
実際に学校の授業でも活用しているものですので、ぜひ楽しみながらやってみてください。
【お箸トレーニング(豆つかみ)】
◯準備するのも
・お箸(いつも使っているものがよいですが、それ以外だと割り箸が掴みやすいです。)
・お椀やお皿
・小さなつまめるもの
(家にあるものでよいのですが、おすすめは、小豆、大豆、ビーズ、おはじき、ビー玉、など)
・ストップウォッチ(タイマー)
◯遊び方
お子様の実態に合わせてルールを決めてよいのですが、30秒以内に何個箸で移動できるかを競い合うものです。
時間は30秒以上だと、集中が切れてしまいますし、それ以下だと一個もつまめずに終わってしまうこうとが考えられますので、だいたい30秒ぐらいがよいかと思います。
【ジェンガ・ドミノ倒し】
◯準備するもの
ジェンガやドミノ
◯遊び方
ジェンガを取って行って、上に重ねていくものです。
もし難しかったら、抜いていくだけでも構いません。
ジェンガは、集中力も必要ですし、力加減が難しいしです。指先トレーニングにはとてもよい遊びかと思います。
しかし、崩れた時の音やバラバラに反応して、パニックになったり、テンションが上がってしまったりするお子様の場合は、ジェンガを並べて、ドミノにして遊んでも楽しいかと思います。ドミノも集中力が高まりますし、指先のトレーニングになるかなと思います。
【紐通し】
◯準備するもの
紐と紐が通せるビーズ(カラフルなものや穴の大きさがバラバラなものがおすすめ)
◯遊び方
ビーズに紐を通していくのですが、ゲーム性を持たせるために、色の順番が書かれているカードを準備して、色と順番を覚えて通していくと、記憶力と指先のトレーニングにつながります。私もそのようにしてやっていました。
また、時間を決めて『◯秒以内に◯個通す』などのゲーム性をもたせても楽しそうですね。
【綿棒タワー】
◯準備するもの
綿棒
◯遊び方
綿棒をヤグラのように組んで行ってタワーを作るゲームです。四角形のヤグラでも三角形のヤグラでもOKです。
時間を決めて、何段タワーを作れるかを競っても楽しいですね。
あまり崩れにくいので、細かい作業が苦手な子でも、楽しくできると思いますし、タワーになると達成感も生まれます。
今回は、4つのゲームを紹介させていただきました。
やっている途中で、お子様の意思で別のゲームに発展していっても楽しいかなと思います。
学校では、決められたルールでやっていますが、お家では少し本人の考えを取り入れて、オリジナルの遊びを作っても楽しいですね。
ぜひ、指先トレーニングになるものですので、試してみてください。