今回は、「思いやり」について書いていきます。
「思いやりを持ちなさい」、「ほかの人にやさしくしなさい」、「やられて嫌なことはするな」
と子供のころに言われた人は多いのではないでしょうか?
これは決して「きれいごと」ではありません。
明らかな「すべき理由」が存在します!
~思いやりを持った方がいいわけ~
これは「ゲーム理論」の一つなのですが、
人間は元来「されたことを相手に返す」という考え方を持っています。
何かをしてもらったら、何かしてあげないといけない気持ちになるし、
何か嫌なことをされたら、やり返してやろうと思うわけです。
皆さん身に覚えがあるかと思います。
つまり、「思いやりを持てば、思いやりを持ってもらえる」ということです。
あなたが常に思いやりを持った行動をしていれば、
あなたが思いやりのない行動をされたとき、
借りを返そうとして、周りの人が助けてくれます。
もしあなたが「思いやりなんてくそくらえ」と思っているなら、考え直すべきです。
いづれ思いやりの結束力で固まった集団に、数で押しつぶされるでしょうから。
優しくしてもらえないと嘆くのは、とても残念なことです。
たぶんあなたは、優しくしてもらえないからと相手に優しく接していないのでしょう。
してもらえないからしないのは、とても受動的で、自立できていない考え方です。
してもらいたいなら、「まずあなたが」してあげましょう。
大半の人はあなたと同じで、優しくしてもらえたら優しくしてあげようと考え、
優しくしてもらえるのを待っているはずですから。
思いやりのある行動とは何なのか?
僕にはいまいちわかりません。
自己犠牲を前提にした思いやりは続かないと思いますし、
無理して思いやろうとするのは違う気がします。
相手を思いやっての行動が、有難迷惑になるかもしれません。
相手のことを理解しようと思うことが思いやりなのでしょうか?
論語を読んでいてもあまりピンときませんし・・・。
これから学んでいきたいと思います!
ご精読ありがとうございました。
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