昨日の続きで怒りのコントロールについて書いていきます。

イライラしてきつく当たってしまうそんな嫌な自分を変えましょう!

 

前回

1.決まり文句を作っておく

2.数字を数える

 

今回

3.怒りのレベルを評価する

4.相手の立場に立って考える(質問する)

 

それでは本題に入っていきます!

 

3.怒りのレベルを評価する

例えば

プリンを食べられた、服に水をかけられた、コーヒーをこぼされた、

部下が小さなミスをした、悪口を言われた、など怒ってしまうシーンはたくさんあります。

ですが、後で振り返ってみると

「あの時なんであんなに怒っていたんだろう?」

と思うことも多くありませんか?

そんな「なんで怒っていたんだろう」をなくしてくれるのが、

「怒りのレベルを評価する」ことです!

 

怒りのレベルの評価とは、

自分が何にイラっとしたのかを考え、10段階などで評価することです。

複数の命の危険がある=10

重症の危険がある=8

けがの危険がある=5

自分もしくは友人を馬鹿にされた=4

などとイラついたときに落ち着いて考えてみます。

すると、たいていの場合は3以下ということになります。

その場合は、「その程度のことで怒るんじゃない私(僕)」と思えます。

 

もちろん考えたうえで高い段階であれば、怒ってもいいです。

むしろ、自分や友人を害されたときは抗戦すべきです。

もしくは、逃げるべきです。

そのときにもある程度の冷静さは必要です。

 

4.相手の立場に立って考える(質問をする)

人が怒るときは、たいてい相手に自分の意見を押し付けてしまいます。

「お前はこうだから失敗するんだ!」

「なんでこうしないんだ!こうすればいいじゃないか!」

「なんでこんな失敗をするんだ!」

全部結果を攻めているだけで解決になっていません。

二つ目も、できない理由があるかもしれないのに自分の意見を押し付けています。

 

問題を解決するには、自分のイライラの原因をなくすには、

相手の話を聞いて、失敗の原因を知ることが大切です。

的確なアドバイスも状況を把握してからじゃないと効果はありません。

相手がそのアドバイスを信用しないからです。

「状況も知らずに何を言っているんだ」と思われるからです。

原因がわかれば、声を荒げずに的確な対処をしましょう。

これが、ベストな対処方法です。

 

少しまとめておきます。

 

怒りそうになったら、あらかじめ決めておいた決まり文句を口に出します。

「大丈夫、何とかなる」

 

難しめの計算をして、気持ちを落ち着かせます。

「100、93、86、79、77、70、63・・・・・」

 

怒りのレベルを評価していきます。(書き出すのもOKです。)

「けがをしたわけでも、馬鹿にされたわけでもない、でも中の下くらいのミ

スじゃあ3くらいかなー。そんなに怒るほどではないかー。」

 

ミスの原因について相手に質問をします。

「どこでミスしたの?」、「どうすれば解決できた?」、

「私(僕)に手伝えることはなかった?」、「次はどうすればいいかな?」

 

この手順でやれば怒る回数は減らせます。

怒ることは自分にも周囲の人にも悪影響です。

できるだけ怒る回数を減らして、ストレスの少ない環境にしましょう。

 

以上で終わります。

 

ご精読ありがとうございました。

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