今回は嫌われる勇気について自分なりの意見を書いていきます。

個人的な意見ですが、理解に役立てていただければと思います。

 

嫌われる勇気には、「現状を変えたい人のための考え方」が書かれています。

ですので、現状に満足している人、変わるつもりのない人には響かないと思います。

(まあそんな人はあまりいませんが・・・。)

 

書き方としては、極論で書かれていることが多く、疑問が残る教えも多々あります。

学術的には誤りだという意見も出てくるでしょう。

しかし、僕は考え方としては的を得ていると感じました。

「悩みが解消されない理由」にスポットライトを当てるのではなく、

「悩みを解消できるとすればどんな方法か」について考えられています。

そのため、悩みを時間や周囲の環境の変化によって受動的に解決するのではなく、

自らの力で解決できるような考え方になっており、

悩みに対する特効薬だと思いました。

 

けれど、すべての悩みの原因は今の自分にあるとし、

過去の中にも周りの人間の中にも責任の逃げ場をなくすことから

相当な劇薬であることも事実です。

受け入れることができる人は少ないかもしれません。

しかし、これ以上の悩みを自分で解決する方法は存在しないとも思えるほど

素晴らしい考え方であるのもまた事実です。

 

自由について、幸福について、悩みの解決法について、

人間関係をシンプルにとらえる方法について、良好なの人間関係について、

などなど様々なことを学べる本だったと思います。

 

ぜひ手に取って読んで、自分なりの自由な生き方をして、

幸福な人生を送ってほしいと思います。

 

ご精読ありがとうございました!