今日はアドラー心理学の「嫌われる勇気」という本を読んだので

僕なりの意見を加えつつ内容をサラッと説明していきます。

なんと、213万部も売れているんです!

 

まず、この本は哲人(先生)と青年の対話形式で書かれています。

本をよく読む人にとっては長ったらしく感じるかもしれませんが、

初心者の人にとっては非常にわかりやすくて読みやすい書き方がされています。

個人的にはこの本を持ち歩くよりは自分なりにまとめて、いつでも振り返れるように

しておくべきかなと思います。伝えたいことは数点だけなので・・・。

 

~第一夜~

哲人の伝えたいことは「トラウマは存在しない だから人は変われる」です。

もしトラウマが本当に存在し、それによって今あなたが変われずにいる

というなら過去は変えることはできないので、

「今のあなたを変えるすべはない」ということになる。これではどうしようもない。

だから、今あなたが変わりたいのなら、「トラウマは存在しない」と考えるほかないのです。

また、「いじめを受けたから対人恐怖症になった」という考えの人がいたとする。

この考えが正しいのであれば、いじめを受けたすべての人は対人恐怖症に

なっていなければつじつまが合わない。しかし、実際はそんなことはありません。

つまり「トラウマは存在しない」ということになります。

 

さらに、哲人はこういっておられます。

「皆さんがトラウマのせいで恐怖や不安を感じているというのは嘘で、

実際は現状を変えたくないがために今あなたが作り出している感情だ。」と・・・。

つまり、家から出れないのは、本当は家から出られれば

家族から自分への関心が薄まってしまうから家から出たくなくて、

そのために自ら外に出ることへの恐怖心、不安(外に出なくてもいい理由)を

作り出しているということです。

 

事実、怒りを代表する様々な感情は「コントロールできる」ということがわかっています。

 

これは、挑戦をしない人にも言えることです。

つまり、できるならばしたいけどする時間がないというのは嘘で、

本当はただやればできるという可能性をつぶしたくないという理由で

もしくはやってみてもできなかったという状況をおそれて

やらない理由を探しているだけだ。ということです。

 

総じておっしゃっていることは、

今話したすべては自分でどうにかできる問題だということ、

自分にはどうしようのない物事に責任を押し付けてはいけないということ、

何かを変えるためには、変わった先で起こるかもしれない出来事に対する不安の中を

現状を維持していれば感じなくてもいい不安の中を

自ら進み自分で乗り越えなくてはならないということ、です。

 

これは、すごく難しいこと、すごくつらいことに違いありません。

しかし、これ以外に変わる方法はないということも確かです。

諦めないように、くじけないように自分を鼓舞し続けましょう。

 

ご清聴ありがとうございました。

続きもアップしていこうと思います。

楽しんでいただければ幸いです!

 

全然サラッとじゃなかったですね。笑