朝陽が綺麗だねって言う君があまりにも美しくて喉の奥がぎゅっと苦しくなった

灰色に包まれた僕の世界があまりにも汚く感じて喉の奥がぎゅっと苦しくなった

君が放つ言葉は僕の世界を色付かせては僕はそれを突き離した
僕の世界に踏み込まないで
綺麗なその瞳に映る僕がキライ……


日が沈んだ街の中、七色に光るビルの灯り
鼓膜に響く共鳴と煙に包まれている中
僕の居場所は此処にあると安堵する
汚いこの世界でたった一つ君だけが
あまりにも美しくて儚くて残酷だ…


ねえ…どれだけ離しても君の面影が忘れられない
僕は暗闇でしか生きていけない

傷痕に触れた君の指先は温かく優しく
朝陽が綺麗だねって笑う君の顔が歪んで零れ落ちた

いつまでも綺麗なままで笑っていて
サヨナラ……