街はいつの間にかクリスマスモードですね
うちは寝室が一階にあるので、朝と夜の冷え込みが年々堪えます、ハイ
昨日は、11月から開始したSST教室に行ってきました。
月2回の教室、プラス、送り迎えも私が行くという、私の幼少期と比べると(何十年前!?)
なんとも高待遇なシチュエーション!
しかし、高待遇と思ってるのは私だけであり、もちろんリザードンは高待遇であろうとなかろうと
彼の中でちゃんと納得しないと動けません(といっても、納得しても嫌な時もあります。そりゃそうだ)
前回はわりとスムーズに行ったので、今回も道中、楽しく2人で車の中で色々おしゃべりしていたんです。
そして、クリスマスプレゼントの話題になった時。。。
今年はクリスマスイブが金曜日なので、
サンタさんは金曜の夜に届けてくれる、だから土曜の朝からゲームやりまくれるー!!
(リザードンの欲しいものはSwitchの新しいポケモンのソフト)
という具合でリザードンは大盛り上がりでした。
ですが!
中学受験を考えているリザードンは、今年冬季講習の予定があるのです
しかも年内は25日から連続4日間。
リザードンからしてみれば、時間的にも気持ち的にもなかなかのチャレンジングな企画です。
一度リザードンに話はしたのですが、具体的な日程を覚えていなかったため、
リザードンは「え・・・??」となり
そんなの無理だよーーー!!!と拗ねて、後部座席に突っ伏したまま動かなくなってしまいました。
私の、言うタイミングのまずった感の否めなさよ!
そこはもうすでに教室の目の前の駐車場。
そして授業開始時刻も迫っている・・・。
一度気分が落ち込むと、持ち直すのに時間がかかるリザードンなので、今日は難しいかな・・と
帰るという選択肢も頭をよぎりました。
こういう状態になると、何をどう言っても一定時間、リザードンは私を含め
他者の意見や考えを受け入れることが難しくなります。
ただ、その時間、リザードンの気持ちは確実に揺れたり、どうしたらいいんだろうということを
リザードンの中でちゃんと考えています。
昔は、私もそこまで考えられず、感情に任せて怒ったり、こちらの都合で「思った通りに行動してもらわないと困る!!」
と無理やり強行してしまったりと、何度も何度も、お互いに苦しく悲しい思いをしてきました。(リザードンごめん)
その「考える」時間をリザードンから奪ってしまう行為を
私はたくさんしてきたなと、今になって反省しております。
子供に考える時間を持たせるというのは、親のタイムスケジュールで行動しているとまずできません。
子供がちゃんと気持ちを落ち着かせるまで「待つ」というのは、私にとってすごく難しいことでした(今も訓練中ですが)
でも、その「待つ」時間を増やしていくと、子供は自分の意志で動くようになってきます。
実際、今回のリザードンは、突っ伏していた状態から、しばらくして起き上がり、また突っ伏して、というのを
繰り返していましたが、こちらが
「なんだか車の中暑いね〜、外の空気吸おうっと」と外に出てみたり
子供に動きがあったときに
「外気持ちいいよ、寒すぎて笑っちゃう!」と実際寒すぎたので、その場で体を動かしてみたり。(変なおばさん)
私がそんなことをしていたら、リザードンは車から出てきて、「行く」と言って歩き出しました。
「待つ」って大変です。しんどいです。
その間、私も頭の中ぐるぐるします。
でも「待つ」ことによって結局事態が好転することが多いなと最近思います。
親が待つことをしたら、子供は嫌な気持ちはしないですもんね。
嫌な気持ちにならないどころか、大事にされてるなって感じると思うんです。
親は子供のことを大事に思います。
当たり前のことと思うかもしれません。
親なら誰しもそうだと思います。
でも、思ってるだけだと子供に伝わらないことってたくさんあると思います。
言葉でも伝わらない時もある。
だから行動で示す。
そしてそれを積み重ねる。
地味な作業ですが、やる価値はある、と私は思います