我が家のリザードンは小5現在、通常級に通っています。
今から約5年前、小学校入学にあたり自治体の特別支援センターで発達テストを受けたところ、支援級の方がいいのではないかとアドバイスを受けました。
その理由は、
指示理解が難しい
通常級だと勉強もどんどん進んでいくので、ついていくことができず自己肯定感が下がってしまうこともあるのでそこが少し心配
というようなものでした。
ただ、どちらに入れるかは親の選択なので、主人と私は悩みました。
言葉も語彙力はまだまだだし、発音もつたない。
指示理解も難しければ、お友達とのコミュニケーションにも不安がある。
そうだよね、幼稚園では遊びが中心だったし、先生たちも手厚くみてくださったし、勉強が入ってくる小学校では息子はついていけないんじゃないか、学校がイヤになってしまうんじゃないかと不安で頭がいっぱいになりました。
でも、主人は
「通常級が良いんじゃないか」と。
その理由は、
まだ息子は6歳で、これからの小学校生活はスポンジのように色々な事を吸収する大事な時期。
リザードンにとってはチャレンジングかもしれないが、たくさんの色々な刺激を受ければきっといい影響があるはず。
と。
うんうん、なるほど、、、そうだよね
何か困ったことがあればそこで立ち止まって、またどうするかを考えればいいし、通常級で挑戦してみよう!と。
小学校の校長先生と相談もして、支援級判定が出ているのであれば、通常級から始めて途中でもし難しくなっても、(支援級の空きがあれば)移籍をすることも可能である、とのことだったので、やってみようということに。
定期的にみてもらっていた療育センターへ相談に行き、
担任の先生にはお子さんの特徴や、手伝って欲しい事を具体的にお伝えした方が良い
というアドバイスを受けたので、それをまとめてお手紙にして担任の先生に渡しました。
(入学してすぐの4月は先生方もお忙しくて、なかなか直接お会いできる時間も取れなかったりするので)
とは言っても、最初は気が気ではありませんでした。
ちゃんと授業聞けてるのかな?
お友達と仲良く遊べてるかな?
何より本人が楽しくやっているのだろうか??
最初の頃は、息子も知らない場所、知らない人が盛りだくさんの環境で、ものすごく緊張してたと思います。
でも、段々と「何となく馴染んできてるかも?」というのが息子の様子からわかってきて(とは言っても心配は尽きませんでしたが)、気がつくと学校生活のリズムも掴めてきて、あ、大丈夫そうだなと思いました
それからは、学年が上がるごとに主人と相談していますが、今のところ5年間、リザードンは通常級で頑張っています
通常級、支援級、どちらがいいということではなく、本人に合った環境を与える事が大事だと思います。
リザードンの場合は、人と交わることが好きで、色々な経験をしたり、刺激を受けることで少しずつですが成長している姿が見られたので、通常級は彼にとっていい選択だったと思っています。
これからは、またどうなるか未知数ですが、様子を見ながら「ほんの少しチャレンジング」な事を一緒に乗り越えていけたらいいなと思っています