明日は雨みたいですね。
3年生のうちの長女は明日、遠足で動物園に行くのですが、雨天決行で雨であれば午前中で切り上げて、持参したお弁当を学校で食べ、その後、学習時間があるみたいです。
子供たちとしてみれば
「げー!!まじー!?」
ですよね。
本人たちはテンション下がりますよねー
わかる。
というわけで、うちのリザードン君ですが、5年生になったので、中学受験を考えていまして。
でも、彼の学習レベルだといわゆる私立の中学の受験は難しいので、発達障害に理解のある中学を探した結果、神奈川県にある中高一貫の私立中学を見つけました。
そこは、独自のカリキュラムで一斉授業を行うのですが、保護者との話し合いで個別のカリキュラムの組み立てを行ったり(選択授業の時間があって、そこに組み入れる)
登下校で困難を感じる子供たちも多いので、学校に着いたら、朝礼までの時間は持参したゲーム機などで友達と遊べる!
など、特性のある子たちに配慮した取り組みがすごく魅力的だったので、リザードンと話し合った結果、やってみる!と。(ゲームにほだされたのは間違いない)
ただ、受験といっても、そこの中学は
テスト(小4程度の国語、算数の理解力)と
行動観察(実際に教室で丸一日かけて授業体験をさせ、そこでその子の特性を見る)
という2段階で判断するみたいですが、学力というよりもその子の特性を見る行動観察を重視するようです。
はっきりとした判断基準はわからないのですが、協調性や指示理解など、集団で学習するにあたって、必要なところを持ち合わせているかどうかを見るのかな?と。
そこで、「むー、受験対策どうしよう〜」と思っていた時にたまたま私の知り合いから、その中学の受験に特化した塾がある、という話を聞き、
これはもう行かせるっきゃない!
と、荒い鼻息全開で息子を体験授業に連れていったわけです。
が、
行く道すがらも、普段から言葉数は少ない息子ですが、もうもはや何も喋らない。
私「大丈夫?緊張してる?」
リ「・・・大丈夫」
みたいな、不穏な空気が流れる中、半ば見ないふりをして、教室へ連れて行きました。
無事1時間半の授業を終え、教室を出た息子を見たら
な、泣いてる。。。
もうずっと泣いてるわけです。
私「どうした?何か嫌なことや困ったことあった?」
リ「・・・」
帰る道すがら、ほとんど口を聞かなかった息子。
これはもう待つしかないなと思っていたら
リ「みんな知らない人だからイヤだった」
おおおおおおーー!!!なるほどーーー!!!
私だけでは導き出せない答えでした。
ちょっとお兄ちゃんになった息子に対して私は、学校も楽しく行けてるし、すごく成長したなーと思ってたけど、そうか、そういうところに困難を感じるんだよね。
ママ、リザードンがお兄ちゃんになったからちょっと忘れちゃってた、ごめん。
しかも理由を息子の口から聞けたってことに感動。
今後どうなるかなー?行くかなー?まぁ、行けなくても仕方ないね。ぐらいのスタンスでいたんですが、息子は「行く」と。
というわけで、電車で乗り継ぎ1回の30分弱の通塾ですが、1ヶ月半の私との同伴通塾(こんな言葉あるのか?)を行い、今日晴れて1人で行かせてみました。
ホームで写真撮りながらちょっと涙ぐんでる私。
完全に情緒不安定です
帰りも笑顔で帰ってきました。
可愛い子には旅をさせろとよく言います。
息子が色々なことを「普通に」できるようになるまでは少し時間がかかるかもしれない。
でも、いつかできる。
寄り添って、見守っていこうと思います。